基本的には、雑食系ブログ。

日常のつれづれを、雑多につづります。

2021年1月16日(土)より、オンライン読書会!

1)昨年を簡単に振り返る

・回によって、参加人数のバラつきが大きかった。

・開催回数を漸次減らしていったのが原因かもしれない。

・特に11月・12月については、私の体調不良のため、当日に中止せざるを得なかったことがあった。要は、手を広げすぎて自滅したというパタアン。

・いろいろ暗中模索中です。

 

2)今年の方針(通年)

・主として、Eテレ「100de名著」の教材を、翌月に取り上げたい。1回で終了できるか不安は残るが、それは一月あたりの開催回数を増やすなどして吸収できればよいなと考えている。

・問題は、主催者の読解力。最大の懸案事項!

 

3)1月度の使用テキスト(現時点)

・先述のEテレ「100分de名著」の教材・2020年12月号を使用の予定。取り上げられているのは、フランス現代社会学の金字塔『ディスタンクシオン』(ピエール・ブルデュー)。以下を参照されたい。

 

 

 

掲示されているものの中には「Kindle版」と表記されているが、紙の版もまだ入手できるはずです。

1月16日にお会いできることを楽しみにしております!!

 

4)私が取り上げたい論点

・民衆が社会改革のために立ち上げるというロマンチックな幻想に逃げ込まない。

・「文化資本」というブルデューの概念と関連して、「自己責任論」の無責任さを問いたい、など。

 

5)読書メーターへの投稿(参考まで)

ブルデュー」「文化資本」は辛うじて知っていたものの、この二つは結びついてはいなかった。ハビット、界、文化資本では、文化資本がよく知られている概念であろう。例えば、本を読まない子の親もまた、本を読んでいない(はずだ)。その子は、「読まない」という姿勢を受け継いでしまったものと考えられる。こういうと、「事情は人様々だしね」と返ってきそうな気がする(この例示が正しいかはわかりません)。最後近くの、幻想に逃げずに希望を見い出すという力強い言葉には感服した。